技術ブログ投稿を始めます。

0.はじめまして。SMATEX エンジニアリングです。

本記事に訪れてくださり、ありがとうございます。
今日が記念すべき初投稿です。まずは、このブログでこれから発信していきたいことについてお話しさせてください。
このブログは「PA業界エンジニアのため」に情報を発信します。
特にほとんどの情報がない「MELSEC計装」の内容について触れていきます。
私は、プラントの電気・計装・制御に関わる技術者として設計から施工、PLC設計、P&ID設計、計器選定、受変電設備まで幅広く携わってきました。
その中でずっと感じていたのが、「PA(プロセスオートメーション)業界の技術情報は、FA(ファクトリーオートメーション)業界に比べて圧倒的に少ない」
一般的なPLCに関する技術紹介は、インターネットや書籍でもよく見かけます。
ラダー図の書き方や基本的なI/O制御の解説など、FA業界の技術者の方々が丁寧に情報を発信してくださっているおかげで、学びやすい環境が整ってきました。
しかし、PA業界でPLCが広く使われているにもかかわらず、PA視点でPLC技術を紹介している情報は非常に少ないのが現状です。
プラント制御システムの情報不足
プロセス制御を前提としたPLC設計のノウハウはインターネット上に非常に少ないと感じています。
プロセス制御のために作られた三菱電機のMELSEC計装(プロセスCPU)の使い方、現場での活かし方についての情報が驚くほど少ないと感じています。
PA業界は大きな仕事だけれどもニッチなノウハウのようにも感じられます。最近はFA業界でも注目されているFBD(ファンクションブロック図)は「難しそう」と敬遠されがち。
ラベルを使うことで、SCADAのタグとPLCのアドレスを同じ名称で扱えるが、使い方がよくわからない。
PID制御やアナログ処理の設定は、現場でつまずくポイントの代表格です。
「GX Works3でFBDを組むって、何から始めればいいの?」
「ラベルって不便じゃない?」
「PID制御のパラメータって、どうやって決めるの?」
「センサや機器との接続って、どこまで設計者が考えるべき?」
そんな疑問に、現場目線で答えられる情報が必要だと感じています。
PLCでプロセス制御するときのノウハウをさまざまなパターンで紹介していきたいと思います。

1. 当ブログの少し変わったところ

このブログは、PLCを中心に扱っていますが、単なる制御技術の紹介にとどまらないのが特徴です。
PA業界の現場で本当に必要とされる知識は、もっと広く、もっと深い。だからこそ、以下のような視点を大切にしています。

2. プラント建設工事の話も取り上げます

PLCはあくまで“手段”であり、目的はプラントを安全かつ効率的に動かすことです。
良い制御システムを作るには、プラントの構造や運転条件、工事の流れを理解していることが不可欠です。
このブログでは、制御設計だけでなく、
  • プロセス設計(どういう流れで設備が動くか)
  • 工事設計(どう施工されるか)
  • 計装設計(どこに何を取り付けるか)
といった、プラント建設の全体像に関わる情報も発信していきます。
プラントの動力である受変電設備についても特集していきます。

3. センシングと施工の“つながり”を重視します

現場でよくあるトラブルの多くは、分断された所掌範囲によって生まれます。
PLCだけ知っていても、センサが正しく動かなければ意味がない。
センサトラブルの原因の多くは、原理を理解せずに施工してしまったことにあります。
「センサが反応しない」
「ノイズが乗る」
「現場で配線が違っていた」
こうした問題は、計装工事の知識があれば未然に防げるものばかりです。計装システムに求められるスキルは広いんですよね。。。
だからこそ、
  • センサの原理と選定ポイント
  • 正しい施工方法と注意点
  • 機械設備の基本的な知識(ポンプ、バルブ、熱交換器など)
など、“制御と現場をつなぐ知識”を丁寧に紹介していきます。

4. そして何より――制御設計者だからこそ、
知ってほしい知識がある。

制御は、図面やプログラムだけでは完結しません。
その先にある現場、設備、運転、施工――それらすべてを理解してこそ、真に価値ある制御が生まれます。制御システムはデジタルな世界だけど、プラント建設はアナログで感覚的な部分もある。そんな現場でのあるあるも知ってほしい。
このブログでは、そうした“プラント目線”に向き合いながら、現場で本当に役立つ知識を発信していきます

5. 最後に

私のやり方に疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
その際にはぜひ質問してください。
この業界で人と話すとき最も大事なのは、
「私の常識、あなたの非常識」
と思うことです。
当たり前がない業界です。だからこそ、私が考えられなかったこと、知らなかったことを学ぶ機会をいただきながら、皆さんにとって価値ある情報を発信していきたいと思います。

SMATEXエンジニアリングでは、MELSEC iQ-Rを用いたPLC計装、制御盤設計、既設設備改造、SCADA連携のご相談を承っています。

アナログ入力、工学値変換、PID制御、GOT画面、GX Works3でのラベル設計など、現場で使える制御設計を前提にご提案します。

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